ダブルワークは会社として認められているけれど上司に良く思われないので内密に行いたいと考える看護師もいます。密かにダブルワークを行う場合に重要となるのが勤務地との距離です。掛け持ちだからできるだけ肉体的負担を少なくしようと自宅や職場に近い所を選んでしまう人は少なくありません。スキルを活かすために近くの個人診療のクリニックを選んだら本業で働いている病院の患者が来てバレたという例もあります。自宅や職場に近い所で働ければ必然的にリスクは高くなるのでできる限り離れた所を選ぶのが基本です。
SNSの普及に伴って自分のプライベートの情報を発信する人は増えています。うっかり副業についての内容を投稿してしまったがために、同僚に知られてしまうケースも珍しくありません。SNSは不特定多数の人間が利用しているので人伝に噂が広がることもあります。例えフォロワーに職場の関係者がいなくても不用意な発言は避けなくてはいけません。
仕事の掛け持ちは頭で考えている以上に肉体、精神的な負担が大きくなります。激務になりやすい看護師が副業を行うと倍の疲労で本業に支障を来しがちです。それまで当たり前のようにこなせていた業務がある日を境にミスが増えてそれがきっかけで疑念を持たれることもあります。ミスの原因が黙って行っている副業だと判明すれば同僚や上司の信頼を失うことになりかねません。無理のない範囲で続けられる仕事を選ぶのも内密にダブルワークを行うポイントです。